vol.576「知らないことをググる人は時代遅れ?」
現在、生成AIの開発競争が激化し、高性能なサービスが次々と登場しています。 私の担当するブースデザインでも、AIを活用しています。初回提案で使用するキャッチコピー案には、ChatGPTのキャッチコピーメーカーを利用しています。出展社様の製品情報を入力するだけで、AIが複数のキャッチコピーを提案してくれるため、その中から最適な案を採用しています。 これまでは、この程度の活用に留まっていま …
現在、生成AIの開発競争が激化し、高性能なサービスが次々と登場しています。 私の担当するブースデザインでも、AIを活用しています。初回提案で使用するキャッチコピー案には、ChatGPTのキャッチコピーメーカーを利用しています。出展社様の製品情報を入力するだけで、AIが複数のキャッチコピーを提案してくれるため、その中から最適な案を採用しています。 これまでは、この程度の活用に留まっていま …
私事ではありますが、今年の2月に関東から新潟へ移住しました。春夏があっという間に過ぎ、日増しに寒さが厳しくなるのを感じています。 関東から地方へ移住して生活するなかで一番の大きな変化は「買い物」です。 まず、移動手段が徒歩や電車から車中心へと変わりました。関東にいたころは駅まで歩くのが億劫で、通販やデリバリーに頼ることが多かったのですが、新潟では車で気軽にスーパーやショッピングモールに …
2024年7月、「佐渡島の金山」が世界文化遺産として登録されました。登録の背景には、ヨーロッパなどの海外で機械による採掘が進む中、江戸幕府の鎖国によって佐渡では手作業での採掘が継続され、独自に技術力や生産体制を高めていったことが挙げられます。これにより、当時の実態を伝える貴重な物証が現代まで多く残されており、こうした歴史的価値が高く評価されました。 佐渡市への経済波及効果も期待されています。 …
私は仕事柄、日々街中に貼られているさまざまなポスターに目を向けようと心がけています。 ポスターというと、プロモーションやイベントの告知・集客を目的としたものを思い浮かべる方が多いかもしれません。 私はその中でも、見る人の心を温め、ほっとさせるデザインのポスターに癒しを感じています。そして、そんなポスターを「ほっこりポスター」と勝手に呼んでいます。 たとえば、季節の色彩を映した風景 …
お昼休みにNHK新潟ラジオが流れているのですが、毎日12時55分ごろから、新潟市の「ちょこっと防災そなえドキ」が放送されています。 みなさんは、災害時の備蓄をされていますか? わが家では、水や防災用トイレを備蓄したり、電池を多めに購入したりと、なんとなくの量を準備しています。 新潟市のホームページによると、「最低3日分は自分で備えましょう」とのこと。さらに、普段から使用している食 …
現在、日本でデザイン、特にグラフィック関連の仕事をする際には、多くの場面で「モリサワ」のフォントを使うことが一般的です。これは、初期からデジタルフォントを提供・販売してきた歴史的な背景があり、その結果、業界のスタンダードとして定着したからです。 しかし、私が学生時代、そして仕事を始めた頃のパソコン普及前夜には、「写研」という会社の書体が主流でした。 当時は「写植」(写真植字の略)と呼ば …
お彼岸を過ぎた頃からようやく涼しさが感じられ、虫の音がより秋らしさを演出してくれています。 今年は特に暑かったせいか、クモが軒下や庭のツツジの枝の間に巣を作っていました。見つけるたびにホウキで取り除いたのですが、数日後にはまた同じ場所に巣が張られ、あの小さな体で何度も挑む姿に感心させられました。 幼いころ、ゴム製のおもちゃのクモで泣かされた記憶があるので、正直クモは苦手です。しかし、巣 …
グラフィックデザインチーム「is good!」の坂井です。 今回は、新潟県上越市出身のイラストレーター兼アートディレクター、大塚いちおさんをご紹介します。 大塚さんは、2009年から放送開始し、現在も続いているNHK Eテレの番組『みいつけた!』のアートディレクターを務めています。番組を見たことがない方でも、「しゃべる青いイス」と聞けば、ああ、何か見たことがあるかも?と思う方もいるので …
近年、インクルーシブデザイン(inclusive design) という考え方が注目を集めています。 インクルーシブデザインとは、障がい者や高齢者、外国人など、従来の製品やサービスでは満たされない多様なニーズを持つ人々を考慮し、製品やサービスのデザインを行う手法です。 これまでの新商品開発では、平均的なユーザーをターゲットとすることが主流でした。これは、より多くの人々に受け入れられるこ …
私は「商品開発のススメ」をモットーに、さまざまな業界の商品開発やデザイン開発をお手伝いしています。企業にとって、商品開発力はビジネスの成功や拡大に欠かせない重要な要素です。そのため、開発部門や企画部門の皆様が日々努力を重ねていることと思います。 今回は、それとは少し異なる「商品開発のススメ Personal」についてお話しします。対象となるのは、企業の開発・企画スタッフではなく、アイデアを持 …