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COLUMN

2026.05.12

vol.646「是非訪れていただきたい桜の名所」

赤塚 壮一(経営企画室)

今年の春は所用が重なり、毎年楽しみにしている桜を見に行くことができませんでした。

だからこそ今、来年は必ずもう一度訪れたい――そんな思いが強くなっている場所があります。

それが、新潟県最南端、津南町上郷子種新田にある「中子(なかご)の桜」です。

比較的標高の高い場所にあるため、例年の見頃は4月中旬から下旬。雪深い地域ならではの春景色を楽しめる、知る人ぞ知る桜の名所です。

この場所の魅力は、なんといっても色彩の美しさにあります。

手前のため池には桜が湖面に映り込み、地面にはなお白い残雪が残る。桜の根元だけが雪解けによって丸く地表をのぞかせ、その周囲には淡い桜色が広がります。さらに背後には杉林の深い緑、そして晴天の日には澄み切った青空――。

白、淡紅、緑、碧。

まるで一枚の絵画のような風景が目の前に現れるのです。

さらに、早朝に条件が重なると霧が立ち込めます。湖面に映る“逆さ桜”と淡い霧が重なった景色は幻想的で、思わず時間を忘れて見入ってしまうほどです。

湖面の桜、残雪、桜色、杉の緑、紺碧の空、そして霧――。想像しただけでも、ワクワクしてきたと思います。

ここで、そこまで言うなら来年訪れてみようと思われる方へ一つだけお伝えしておきたいことがあります。

現地へは国道117号線から向かうことになりますが、ぜひ名水で知られる「龍ヶ窪」を経由してください。

地図上では別ルートの方が近く見えるかもしれません。しかし、そちらは道幅が狭く、急坂やヘアピンカーブも多いため、運転に気を遣います。

その点、「龍ヶ窪」経由であれば、普通車でも比較的安心してすれ違うことができ、快適に現地へ向かうことができます。

今年は訪れることができなかったからこそ、なおさら心に残る「中子の桜」。

私にとって、来年こそ再会したい“春の絶景”なのです。

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