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COLUMN

2024.04.02

vol.543「雑学本」

須藤 則子(総務部)

最近、書店で「知りたいこと図鑑」という本を購入しました。この本は、ちょっとした疑問や覚えておきたい事柄を142種類の教養雑学として、様々なモチーフでデザインされており、非常にわかりやすい構成となっている雑学本です。

本書は、「日常の教養」「大人も覚えておきたい学習」「毎日を彩るおしゃれ知識」の3つのカテゴリーに分類されています。

たとえば、警察官や相撲の階級をアイスクリームの層で表現したり、雨を表す日本語を飴の袋でデザインしたりと、封筒のサイズや牛乳の種類、猫の毛色など、かわいらしいデザインで紹介されているので、142種類の雑学があっという間に読み終わってしまいます。

その中で私が特に興味を持ったのは、「年齢の呼び方」でした。これは、論語に由来する漢字2文字で年齢を表す言葉です。

例えば、

 15歳 志学(しがく)
 30歳 而立(じりつ)
 40歳 不惑(ふわく)
 50歳 知命(ちめい)
 60歳 耳順(じじゅん)
 70歳 従心(じゅうしん)
 
と表します。

心の迷いがなくなるから40歳は「不惑」。50歳は、天が自分に与えた使命を悟るから「知命」。60歳は、人の意見を素直に聞けるようになるから「耳順」。70歳は、自分の欲望のままに行動したとしても、礼を外すことがなくなくなるから「従心」と呼びます。

これらの言葉は日常で使うことはないかもしれませんが、新たな知識として得ることができました。この本は、何度も開きたくなるような魅力があるのでオススメです。

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