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COLUMN

2023.07.18

vol.508「体感温度を下げる、涼しい色」

由藤 淳哉(グラフィック課)

7月に入り、だんだんと暑さも本格的になってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。今年の夏も大変な猛暑になりそうで私はすでに夏バテ気味です。

そこで涼しさを感じさせる色を生活に取り入れて、少しでも快適に過ごしたいと思います。色は、私達の心に影響を与えているといわれており、「寒色」と「暖色」のように温度感を視覚的に感じさせる効果があります。中でも涼しさを感じさせる色は青や青緑、青紫などのブルー系統の寒色です。反対に赤やオレンジの暖かみを感じる色は暖色となります。

一説によると…服装や室内のインテリアにブルーなどの寒色系を使用すると、暖色を使用している時と比較して2~3℃ほど色の視覚効果で体感温度が低く感じられるそうです。服装なら手軽に寒色を取り入れやすいですし、インテリアでも床に敷くラグやカーテン、ソファーカバーなどは替えやすく、面積の広いものに取り入れると特に清涼感がアップしそうです。アクセントとしてガラス素材の小物をさりげなく飾ったりすることで涼やかさをさらに引き立てられそうです。

冷房の設定温度を下げ過ぎたりせずに寒色を上手に取り入れ、色の視覚効果を利用したエコな暑さ対策をしてこの夏を乗り切りたいものです。

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