COLUMN
2022.03.08
vol.440「フェイクニュースによる情報戦」
3Labの原です。
コロナ感染の拡大もなかなか治まらず、
北京オリンピックもいろいろあって大変でしたが、
そんな話題が吹っ飛んでしまう
ロシアのウクライナ侵攻が始まってしまいましたね。
国際情勢に興味があるわけではないのですが、
たまたま年末に読んだ『ハイブリット戦争の時代』の
「近代戦争は武力行使だけでなく情報操作、情報戦が大きく影響する」
という内容が大変興味深かったです。
それを受けて、今回のロシア侵攻の
オールドメディア・youtube・Twitterなどをいろいろ見比べてみると、
リアルな爆撃シーンが実はゲームソフトの画像だったり、
同じ動画がまったく反対の意味のコメントで発信されていたり
どれがホントでどれがフェイクかなかなか判断出来ず
「あっ、これって情報操作なんだ」と思いました。
今では、スマホ1台あれば、誰でも簡単に
映像付きで情報を発信することができます。
また、簡単にコストもかからず莫大な情報が手に入ります。
そして、その莫大な情報を信じる?信じない?は、
あなた次第という大変な時代なんですね。
ふと思い出したのですが、小学生のころ、
クラスで作った手書きの壁新聞がありましたが、
そこにもフェイクニュースはあったような気がします。
子どもが面白半分に書いたであろうフェイクニュースですら、
イソップ寓話の『狼少年』のように大惨事になることもあります。
スマホという気軽な情報発信ツールがあるとはいえ、
間違った情報をネットに流さないように、
気を付けたいものです。