Column

『vol.303「イチローの現役引退に思う」』

by 森山 良二 (デザイン部)

デザイン部の森山です。
デザインの話でなく恐縮ですが、今回は
「イチローの現役引退」について書かず
にはいられません。

私は野球に関しては、小学生の頃の遊び
程度(でも結構熱中しました)の経験し
かないので技術的なことは語れません。
しかしながら野球選手としてのイチロー
を観戦者の立場で大いに楽しませてもら
いました。

偉大な成績を残した選手としてのプレー
はもちろん素晴らしいですが、言葉を選
び慎重に話す独特の語り口など、その人
物像が非常に興味深い選手でした。

彼が全盛期の頃に私が抱いた印象は、異
星人のようにヒットを量産し、ちょっと
人間離れした「孤高の天才」という感じ
でした。

実際はテレビなどの取材を見ると、冗談
も言うし、親しみやすい反面、自分のた
めにプレーをする「野球の求道者」とい
うのが長く私の持っていた印象です。

しかし、結果として引退試合になってし
まったゲーム後の記者会見の中で、『ヤ
ンキースに行った後くらいに人に喜んで
もらえることが一番の喜びに変わってき
た。ファンのが存在なくては、自分のエ
ネルギーは生まれない。』という発言を
聞き、イチローほどの人でもファンの存
在というのが大きなモチベーションだっ
たのだなと、今更ながら新鮮な感動を覚
えました。

私は期間だけでみるとイチローのプロで
の現役期間より長く仕事をしていますが、
「人に喜んでもらえることが一番の喜び」
と感じるまでにはまだまだ至っていません。
いつの日か私も、せめて退職するまでに
はこのような境地になれたらなと、イチ
ローに憧れを抱きました。

また誠晃舎としても、多くの方にファン
になっていただき、そして喜んでいただ
けるようにしなければと新たに思いました。

イチロー!長い間楽しませてくれて、
本当にありがとう!

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