Column

『vol.337「選ばれる意味」』

by 小谷口 恭平(プロダクトデザイン三条lab.)

12月も半ばとなり、来週には
クリスマスが待っています。

お子さんがいるご家庭の中には、
「クリスマスプレゼントは何にしよう」と
悩まれている方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

私は毎年悩んでいます!!

この時期のおもちゃ屋さんへ行くと、
まず人の数にびっくりしますが、
個人的にもっとびっくりするのが、
おもちゃの数です。

全体的なおもちゃの数もそうですが、
一つのジャンルに、同じような
おもちゃがたくさん置いてあることに
さらに驚かされます。

例えばブロックであれば、『レゴ』、
『ジスター』、『マグフォーマー』などの
似たような商品があり、どれを選べば
良いのかと悩んでいる人も見受けられました。

似ている商品でも、それぞれ異なる
コンセプトやターゲットが設定されています。
それに対してエンドユーザーの選定基準は、
ブランド、価格、使いやすさ、安全性、
対象年齢など様々です。

その売り手側の狙いと、買う側のニーズが
はまったとき、ヒット商品が生まれます。

よって商品開発は市場調査から始まり、
そこから導き出された色々な要素の
組み立てが大事になってきます。

・世の中にない商品をつくるのか
・後発商品として売り出していくのか
・ターゲット&マーケットはどこなのか
・どのように販売していくのか
・どのように他社商品と差別化を図るのか

このような要素を組み立てていくことは
商品開発には欠かせないプロセスになっています。

生産性を求めた「プロダクトアウト」だけでなく、
エンドユーザーの意見やニーズを汲み取って
製品開発を行う「マーケットイン」に基づき、
ユーザーの満足を高められるかどうかを
重要視する時代です。

商品開発をする側の私は、開発前に設定する
これらの「大事なこと」を見定めるのは大変ですが、
ユーザーとしての自分の視点から、
楽しんで商品開発をしていきたいものです。

そんなことをおもちゃ屋さんから
改めて気付かせてもらいました。

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