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COLUMN

2020.02.25

vol.345「クラシック音楽の効果」

2020年はベートーヴェン(1770年~1827年)の生誕250周年を迎えます。最も有名な音楽家の一人であり、『エリーゼのために』や『運命』などの名作は多くの方が耳にしているのではないでしょうか。

実は、クラシック音楽を聴くことで得られる効果は様々あり、医学的にも実証されているそうです。その一つとして挙げられるのはα波によるリラックス効果です。「α波」とは、リラックスしている時に多く発生する脳波のことで、「1/fゆらぎ」という周波数の物理現象から生まれます。

「1/fゆらぎ」とは、「規則的」なものと「不規則」なものが調和したもので、ろうそくの炎の揺らめきや小鳥のさえずりなどの多くの現象に見られます。クラシック音楽はこのゆらぎを多く持っているため、α波を誘発し、リラックス効果が期待できるそうです。

また、クラシック音楽を聴くと、リラックスしているときに働く副交感神経が刺激されることから、精神の安定や安眠効果があるともされています。

今まで関心がなかった方も、日々の疲れをクラシック音楽で癒してみてはいかがでしょうか。

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