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COLUMN

2020.03.10

vol.347「2020年の流行色」

大竹 伸治(営業課)

2020年がスタートして2カ月が経過しま
したが、皆さんは今年の流行色を知って
いますか?

毎年その年の流行色はPANTONE社(アメリ
カの色見本の企業)とJAFCA(一般社団法人
日本流行色協会)がそれぞれ発表しています。

PANTONE社は年に1度「カラ―・オブ・ザ・
イヤー」として発表しており、「その年を
象徴するような色」が大きなテーマになっ
ています。トレンドやファッション、美容、
プロダクトデザイン、エンターテイメント
など、色が強い力を持つものを参考に選ば
れているそうです。

それからJAFCAが選ぶ流行色について。
まず「インターカラー(国際流行色委員会)」
という世界で日本を含めた15カ国の加盟国
からなる機関が会議を行い、2年後に流行
らせたい色を選定します。その会議では
まず45色もの流行色を定められ、その後に
JAFCAに加盟している企業や個人でさらに
会議をし、日本独自の流行色を決定して
います。

話を元に戻すと、2020年のPANTONE社が
発表した流行色は「クラシックブルー」と
いう落ち着いた青色で、JAFCAが発表した
流行色は「ヒューマンレッド」という鮮や
かな赤い色です。

「クラシックブルー」はテクノロジーの急速な
進歩によって社会が変化する中、人々の
「安定」に対する欲求を象徴する色で、少し
くすみがかった深い青色です。見る人に
安心感や連帯感を与える落ち着いた印象を
持つ色です。

「ヒューマンレッド」は生き生きとした情熱
的な赤色です。豊かな感情、未来を創る行動
力、スポーツそして高揚感がキーワードです。
まさにオリンピックイヤーな日本を象徴
している色と言えるでしょう。

2020年流行色に青と赤という相反する2色が
選ばれたのは、日本で五輪があることが影響
していると思われますが、どちらの色も
未来に対する人々の気持ちを表している
ことは共通しているようです。

当社でもグラフィック、プロダクト、ウェブ、
スペースと各ジャンルのデザイナーが日々
色に敏感になって仕事をしています。

私たちは毎日の生活の中で、たくさんの色と
出会います。少しその色を意識して見てみて
ください。その色が意図しているイメージを
考えてみると、色の力の奥深かさが分かって
面白いですよ。

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