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COLUMN

2018.09.04

vol.276「大地の芸術祭 2018」

 こんにちは!
 デザイン部Web課の藤井です。

 「大地の芸術祭 越後妻有(つまり)
 アートトリエンナーレ2018」が
 開催されていますね。

 私も毎回かならず観に出かけています!
 「大地の芸術祭」は、新潟県十日町市と
 津南町で3年に1度開かれる世界最大規模の
 国際芸術祭です。

 このイベントも、高齢過疎化が進む
 越後妻有地域の「町おこし」として
 スタートしたものでした。

 展示されている作品の大きなポイントは、
 サイト・スペシフィック(場所に根差した表現)で
 あることを条件に制作されている点です。

 美しい里山や農耕地域の暮らしを資源として活かし、
 地域の人たちの暮らしに寄り添うかたちで作品を
 展示しているのが窺がえます。

 毎回50万人以上が訪れるため経済効果も大きく、
 地元商店街や企業も関連需要を取り込もうと
 盛り上がりをみせているようです。

 わたしも作品を観て回りながら、
 地元のお店でお土産やご飯を楽しんだり、
 温泉に入ったりするのが好きです。

 その地域の良さを新しく作るだけではなく
 「探して寄り添う・盛り立てる」ことが、
 結果的に地域の人にも訪れる人にも、
 良い効果をもたらしてくれるのだと感じています。

 「大地の芸術祭」は9月17日まで開催されています。
 ぜひお時間があれば、夏の最後の思い出づくりに
 足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

 

                 by 藤井 美里 (ウェブ課)

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