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COLUMN

2017.10.17

vol.233 「社員旅行」

桜井 寿之(営業部)

皆さんの会社では社員旅行、研修旅行に行かれていますか?

当社は前の週末に1泊2日にて、広島へ研修旅行に行って参りました。
行程は、少々ハードでしたが、宮島・厳島神社、広島原爆ドームと
平和記念資料館、広島市現代美術館を巡りました。

当社では、社長渡邊の意向から、戦争にまつわるスポットを
巡る旅行が多いのですが、私は現代に生きる者として、
過去の凄惨な部分を知ることは必要なことと個人的には捉えています。

さて、社員旅行というと近年では開催しない企業が多いと耳にします。

理由は、面倒くさい、宴会が嫌だ、仕事とプライベートを分けたい、
上司や先輩との付き合いが疲れる、など社員旅行に行きたくない人が
増えているのが原因のようです。

正直私もそのような気持ちになることもあります。
ですが、年に一度、または数年に一度、他の社員や経営者と
親睦を深めるという意味では非常に有難い機会であると、
旅行が終わるたびに感じます。

そして、旅行の本当の目的…。
中小企業ですと社長はじめ役員や上司が旅行において
社員に感じて欲しいことを指すと思いますが、
参加者が旅行先でそれを意図したとおりに感じたり、
考えたりできるかが旅行目的の達成になるのではないかと考えます。

会社の上層部はややもすると社員は分かってくれないと
思われるかもしれませんが、意図をくみ取り感じて
考えることができる社員も少なからずいると思います。

美しいものを見て感じたり、美味しいものをいただいて感じたり、
興味深い話を聞いて感じたり、様々なものに感じる
「トリガー」はあると思います。

さしでがましいようですが、経営者の皆様、
是非社員を信じて、社員旅行、研修旅行を
実施してはいかがでしょうか?

そこで感じたこと、考えたことは日々の仕事への取り組み方、
新しいアイデアの閃きなどにつながると思います。

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