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COLUMN

2017.05.02

vol.212 「誠晃舎とデザイン思考」

赤塚 壮一(総務部)

株式会社誠晃舎に来て1年。

最近出会ってハッとした言葉が
「デザイン思考(デザインシンキング)」です。

日本国内における誰も逃れることができない
環境要因に人口減少があります。

人口減少は消費絶対数量の低下を招き、
何もしないでいると売上低下となっていきます。

「モノが以前より売れなくなった…」とは、
よく聞くフレーズです。

売りたい「モノ」に光るものがなければ買ってもらえません。
売りたい「モノ」に買ってもらえる理由がなければ売れません。

この対策に「デザイン思考(デザインシンキング)」が有効です。

「デザイン思考」について詳細は省きます(webや書籍を読んでみてください)。
私がハッとしたのは、36年余に渡って誠晃舎が継続してきたことが、
「デザイン思考」を実践してきたことだと思ったからです。

デザイン思考の要点に『顧客視点で物事を考える』があります。

誠晃舎は生産者(メーカー)ではありません。
誠晃舎は総合企画・デザイン会社です。

製造には直接携わっていませんが、モノづくりの現場への想いは強く、
お手伝いさせていただいているお客様の業種は多岐に渡っています。
その経験からくる多種多様な視点を活かし、
デザインのプロにしか出せない味が作品に反映されます。
「光る価値」を見出し、「買う理由つけ」を提起します。

昨今は製造業でデザイン部門の内製化も進みましたが、
誠晃舎は内製化されたデザイン部発信のそれとは
一線を画したものをお届けできます。

生活者に近い位置にいる誠晃舎が『顧客視点で物事を考え』
企画・デザインすることで、メーカー発のものとは異なる
発想の企画・デザインが提供できます。

これが「デザイン思考」のポイントであり誠晃舎が
36年余継続してきたことだと感じたのです。

消費低迷の環境下、生活者視点で企画段階からお客様の商品に関わり、
製品をデザインし、販促手法を考え、webを構築し、展示会ブースを設計し、
カタログをデザインし、その印刷物を納品するのが誠晃舎です。

誠晃舎の業務の一面を学問的に体系化し命名したものが
「デザイン思考」だ…とハッとしたのです。

私たち誠晃舎は生産者とは異なる位置に立っているからこそ、
様々な業界を俯瞰で見、枠に捕らわれない柔軟な発想をもって、
新商品やそのデザインにつなげます。

時代の流れに即し、中心に人間がありながら、
水面下・意識下に隠れている生活者の本当のニーズを捉えて、
お客様と技術のすり合わせを行いながら、提案させていただいています。

内部デザインに限界を感じたら是非誠晃舎にご相談ください。

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