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COLUMN

2017.02.03

vol.200 「ヒゲペンギン」

長谷川 洋(営業部)

今年もあっという間に2月を迎え、皆様のお仕事も本格的に
忙しくなって来ている頃ではないでしょうか?

そろそろ年明けの、あのまったりした時間の流れが
恋しくなってきますよね。

さて、私は先日、昨年末に録画していた
「プラネットアース」という番組を何気なく見ておりました。

これは自然界と生命のドキュメンタリー番組です。
今回は、かつて2006年に一度放送され、また改めて
始まる新シリーズの前置き的な番組だったのですが、
ヒマラヤのユキヒョウやガラパゴス諸島のイグアナなど、
様々な生物と自然との関わりやその生態を、とても美しく、
また迫力のある映像で描いていました。

数多く紹介された動物たちの中から、
私はとある動物の生態にとても感動しました。

それは、南極大陸の周辺に生息する「ヒゲペンギン」です。

数千つがいの集団で生活する彼らは、
寒波のときには体を寄せ合いかたまって温め合います。
しかし内側のペンギンは暖かいとしても、運悪く外側に
なった者はどうなると思いますか?

なんと定期的に内と外が入れ替わって、決まった者
だけが外側にならないようにしてるんです。

なんてやさしい本能!

また、彼らは子供を夫婦で育てる際、片方が足元で
子供を温め、片方が食べ物を取りに行きます。
大波が打ち付ける断崖を飛び出し、丸一日かけて
数十キロもの距離を泳ぎ、餌を探し続けます。

帰ってきた者の中には、血だらけに傷つき、
歩くのがやっとの親もいます…。

それを毎日当然のように、雌雄交代で
行っているなんて、親の鏡ですね!!

このペンギンたちに負けないくらい頑張っている、
お父さん・お母さん、この一年も健康に気をつけて、
世の荒波を乗り切って行きましょう!!

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