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COLUMN

2016.09.23

vol.182 「終活ビジネス」

伊藤 貴生(CS課企画)

「終活」という言葉をご存知でしょうか。

「終活」とは、平成21年に週刊朝日が造った言葉です。

元々は葬儀など、人生の終焉に向けての事前準備のことを指しましたが、
現在では「人生のエンディングを考えることを通じて、今を自分らしく
生きる活動」のことを言うようです。

高齢化社会を迎えた日本において、葬儀や埋葬、それに関連する
業界や産業は年々拡大しています。いち早くビジネスに乗り出している
事業者が増加しており、この動きはさらに拡大すると予想されています。

そのような世の中の流れもあり、2015年から「エンディング産業展(ENDEX)」
という終活ビジネスに特化した展示会も開かれるようになりました。

終活ビジネスというと、葬式、墓、花、遺影写真などが思い浮かぶかもしれません。
しかし、現在それは多種にわたっており、面白い商品・サービスも増えています。

例えば、お別れの肉声を預かるサービス、自分の肉声でナレーションができる
自分史作成サービス、3Dプリンタで作る自分の胸像フィギュア、
故人の大好きだったものをモチーフにしてろうそくにするサービスなど、
アイデア次第では、まだまだ新たなニーズを掘り起こせそうな印象です。

一方このような新たな商品・サービスを開発しなくても、
既存の商品・サービスをうまく終活に結びつけて、
新たな取引先を開拓されている企業もあります。

実際当社の取引先様にもいらっしゃり、終活関係の業者にターゲットをしぼった
DMを作らせていただいたこともあります。

これからも伸びる業界なので、何かビジネスチャンスはないかと
お考えでしたら、一度お気軽にご相談ください。

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