COLUMN
2025.12.23
vol.628「NISAを始めて感じたリアルな話」
松山 隆典(ウェブ課)
最近、本当に投資をしている人が増えましたよね。NISA口座を持っている人も、大人の4人に1人くらいだそうです。
それでも「難しそう」「損しそう」と感じて、まだ始めていない人も多いのではないでしょうか。
実は自分も、最初はまさにそのタイプでした。そんな中で2020年から投資を続けてきて感じたのは、投資は“お金を増やすためだけのもの”ではない、ということです。
投資を始めると、まずニュースの見方が変わります。
株価や金利、為替など、これまで何となく流していた経済ニュースが、「これ、自分の持っている銘柄に関係ある話だな」と、急に身近に感じられるようになります。
そうなると、損をしたくない気持ちもあって、自然と調べたり、勉強したりするようになるんですよね。
そしてこれが意外と、営業をしている人にはおすすめだなと感じています。投資を通じて世の中の流れが少しずつ見えてくると、商談中の雑談や提案の中で使える話題が増えてきます。
「最近この業界、動いてますよね」「今、こういう流れがありますよね」そんな一言が出るだけで、会話が広がったり、話に説得力が出たりします。
もちろん投資なので、リスクはありますし、必ず儲かるものではありません。
ただ、NISAを使えば利益に税金がかからないので、長く、ゆるく続ける仕組みとしては、かなり良い仕組みだと思っています。
投資は、ガッツリ稼ぐためのものというより、お金や世の中の動きを知る「きっかけ」のようなものと考えて、少額から気軽に始めてみるのも十分アリだと思います。