COLUMN
2025.12.15
vol.626「来年の相棒探し」
由藤 淳哉(デザイン部)
気づけばもう12月。今年も残り1ヶ月を切りました。最近急に寒くなりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
この時期になると、「来年のカレンダーは何にしようかな…」とつい考えてしまいます。
スケジュール管理にはスマホやPCを使うことが多くなりましたが、それでも店頭に並ぶカレンダーを見ると、つい手に取ってしまう、そんな魅力があります。
デジタルにはない紙のカレンダーの存在感。写真の美しさやイラストの温かさ、紙の質感や余白の心地よさなど、デザイン性にこだわったものほど、その良さが際立ちます。
カレンダーはただ日付を確認するだけの道具ではなく、部屋の雰囲気を少し変えてくれたり、気持ちを明るくしてくれる小さなインテリアのような存在でもあります。
いざ選ぶとなるとどれにしようか迷ってしまうのが、カレンダー選びの楽しいところ。見やすく書き込みやすいシンプルなタイプも良いし、癒しをくれる写真やイラストのものも捨てがたい。
毎日目に入るものだから、「実用性」と「気分が上がる要素」のどちらも重視したくなるので、用途や置く場所によって使い分けるのも良いですね。
カレンダーを選ぶ時間は、慌ただしい年末の中でふっと立ち止まり、「来年はどんな一年にしようかな?」と自分に問いかけたくなる、そんなささやかな時間にも思えます。
何気ない日常にそっと彩りを添えてくれる、そんな「相棒」のようなカレンダー。
来年も心地よく過ごせる「相棒」と出会いたいものです。