COLUMN
2025.10.06
vol.616「平成レトロがアツい」
保科 慶(企画開発部CS課)
ここ数年続いていたレトロブームですが、いまは1990年代~2000年代初頭のカルチャー「平成レトロ」へとトレンドが移りつつあります。
平成レトロには、デジタルとアナログが融合した独自性や、明るくポップでポジティブな雰囲気を感じさせる“クセのあるかわいさ”が魅力です。
ついこの間まで平成だったのに…とも思いますが平成に生まれ、平成の時代を過ごしてきた私にとってはこの「平成レトロ」がたまらなくアツい!です。小学生の頃に流行っていたキャラクターなどを見ると、ついつい手が伸びてしまいます。
平成レトロの代表例には以下のようなものがあります。
◆キャラクター
首からじゃらじゃら下げていた「たまごっち」は
歴代モデルから最新モデルまで再び注目を集めています。
さらに「マツケンサンバ II」「オシャレ魔女
ラブandベリー」などの平成のヒットコンテンツ
がポップアップショップを展開。サンリオや
ナルミヤのキャラクターの復刻も話題です。
◆デジタルカメラ
中古のデジカメ人気が再燃しています。
私も母からもらったデジカメを出かけるときに
持ち歩いていますが、コンパクトさと
シャッター音・写りがたまりません。
◆音楽
2000年代を代表するアーティストORANGE RANGEは
「おしゃれ番長 feat.ソイソース」はTikTokでバズり、
「イケナイ太陽(令和Ver.)」のMVも公開されています。
◆文化
「シール帳」や「プロフィール帳」も再び人気に。
さらに、スクールバッグにストラップをたくさんつけたり
プリクラやデコアイテムに夢中になった、
平成ならではの“デコ文化”も再熱しています。
とくに当時の女の子カルチャーを象徴する「平成女児」文化 は、ミレニアム世代を中心に共感を呼び、トレンドとして強く支持されています。
こうしたレトロ人気は、「レトロマーケティング」という言葉があるほど、ビジネスに活かせる強力なトレンドです。
「懐かしさ」と「今っぽさ」を組み合わせることで、思いがけないヒットが生まれることもありますとはいえ、実際にどう取り入れたらいいのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、ぜひご相談ください。トレンドを取り入れながら、お客様の商品をより魅力的に届けるお手伝いをいたします。