COLUMN
2025.07.22
vol.608「日常とつながる防災デザイン」
西川 あゆみ(デザイン部)
数年ぶりに、東京の展覧会を巡りたいと思い、いくつか回ってきました。
その中でも特に印象に残ったのが、六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催されていた「そのとき、どうする?展 ― 防災のこれからを見渡す ―」です。
展覧会では、タイトルの通り「そのとき、どうする?」という問いを軸に、防災にまつわるサービスやデータ、プロダクト、復興プロジェクトなどが多角的に紹介されていました。
災害や備え、復興に関するさまざまな視点や問いかけに触れ、自然災害が決して遠い出来事ではなく、日々の暮らしに密接に関わるものであることを再認識し、改めて災害と向き合い考える良いキッカケとなりました。
最後に立ち寄ったショップでは、備蓄品や防災用品セット、関連書籍などが販売されていました。
実際に販売されていた防災セットは、緊急時に使いやすく設計されているのはもちろんのこと、使い方や中身がわかりやすく、さらに日常の空間に溶け込むようデザインされているものも多かったです。
「情報をわかりやすく伝える」こと。それは日常だけでなく、緊急時にこそ力を発揮するデザインの役割だと、あらためて感じました。
日々デザインに関わる者として、身の引き締まるような体験でした。