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COLUMN

2017.08.22

vol.226 「動画における【3H戦略】」

伊藤 貴生(CS課企画)

動画制作の依頼が増えています。
中でも商品PR動画、求人動画が多い印象です。

皆さんも実感として、動画を目にする機会が
増えてきていると感じていませんか。

それはつまり動画で販促を行う機会が
増えてきているとも言えます。

Youtubeの本動画前に流れるTrueview動画などの
所謂インストリーム広告であったり、
電車の中で流れるトレイン広告であったり、
日々動画を目にする媒体は様々です。

お店の店頭や展示会で流す動画も、メディアプレーヤーの
小型化などによって気軽に導入できるようになっています。

Trueview動画は最初の6秒再生しなければスキップできませんが、
それを逆手にとり、今では6秒で終わる「バンパー動画」なる
動画も登場しています。

これほどまでのたくさんの動画を、分類する方法も多くありますが、
ここで動画を3つに分ける1つの考え方を紹介したいと思います。

それは「3H」と呼ばれる、「HERO型動画」、「HUB型動画」、「HELP型動画」の
3つに分ける戦略的考え方です。

この3つの動画は段階に分けられて、それぞれ作る目的が違います。

「HERO型動画」は潜在顧客をターゲットとして、
まずその商品・サービスを知ってもらうために、
話題性の高いコンテンツを作り拡散させるのが目的の動画です。
よく動画等のコンテンツが「バズる」と言ったりしますが、
TVで取り上げられたり、SNSで拡散されることも目的にしています。
TVCM用の映像も大半がこの動画に分類されます。

「HUB型動画」は見込み客をターゲットとして、
商品・サービスの理解&共感を向上させて、
見込み客をファン化、リピーター化するのが目的の動画です。
自社サイトにおいていくつもアップされている、
調理器メーカーの調理動画や工具メーカーのDIY動画などが
これに分類されます。

「HELP型動画」はリピーターになってくれたユーザーの
ニーズにピンポイントで必要なものを提供して、
「顧客」となってもらうのが目的の動画です。
自社サイトにおいて、商品を買ってくれたお客様向けに、
取扱説明の動画をアップする企業が増えていますが、
これも「HELP型動画」に分類されます。
説明書のような「文字」や、電話での問合せに対する「言葉」だけでは、
伝わらないニュアンスも動画なら伝えることができます。

動画を作るときは、まずこの3Hのうち、現在どの段階なのか
把握しておくことが必要です。

売り出したい商品・サービスが、世間に全く知られていないのか、
世間の認知度は高いけど売れていないのか、あるいは結構売れて
いるのでファンの更なる固定化を図りたいのか…。

その段階で、作る動画の内容、動画を流す場所、
配信時期等が変わってきます。

当社はスタジオもあり、プロのカメラマンとスタイリストが
在籍していて、動画制作も承っていますので、
お気軽にご相談ください。

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