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COLUMN

2017.08.01

vol.224 「iPhoneによる花火撮影」

山口 典人(スタジオ誠晃舎)

皆さんこんにちは。

この季節はジメジメしていますが、梅雨を過ぎれば夏本番です。

夏といえば、海、祭り、花火。

その中でも撮影するのが難しい花火をiPhoneで撮るための、
ちょっとしたコツをお話しします。

アプリ等ではなくiPhoneの基本機能でできます。

まずiPhoneを固定しましょう。
三脚等を用意すると尚良いです。
ぶれずに撮ることが大切です。

そして「AE/AF」ロックでピント位置を固定します。
あらかじめ花火が上がるあたりで画面を長押しすることで
ピントと露出がロックされる機能です。
解除は他の画面をタップすれば解除できます。

「AE」はautomatic exposureの略で自動露出のことです。
「AF」はオートフォーカスですね。

次に「HDR」をオンにします。
HDR撮影とは暗いものと、明るいものを同時に撮影し、
その2枚を合成し階調を広げて、明るいところも白飛びせず、
暗いところもつぶれない写真にする撮影です。

後はシャッターボタンを長押しによる、
バーストモードで連写です!
1秒間に10枚の写真を撮れますので、
中には良いものがあるはず。

Let’s try!

他にも動画をスローモーションで撮影してみたり、
タイムラプスで撮ってみたりと特別なアプリを使わず、
基本機能だけでも十分楽しめます。

特に通常の動画をギュッと凝縮して倍速再生するタイムラプスは、
日常意外と使っていない人が多いと思うので、
花火のような大きな対象を撮るとその効果が分かりやすいです。

ぜひ今年の夏は花火撮影にチャレンジしてみてください。

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